大阪府河川部に抗議
(河川法に抵触、違反が明白)
何故こんなことが、許されるのか! 一級河川の堤防上道路(堤防上面)の中央付近に鉄製 フェンスを50メートルにわたって取りつけ工務店が資材置き場として使用しているので調べてみると何と大阪府庁河川部と正式に契約書を交わして賃貸契約を結んでいる事が判明しました。河川敷をゴルフ場等として賃貸ししている例は幾多あります。 この現場は昭和40年頃(?)に Y水道が使用しその後 T建設(倒産?)に移り 現在N工務店が大阪府から借りている所です。
この河川の右岸は上流から下流まで一貫して5〜6メートルの上面道路を確保 されているのに府道に抜ける手前の現場50メトルだけは2メートル少しに狭まります。堤防上道路は普段は使ってなくても水防上、非常災害時に砂袋を積んだ車両等が進入出来るように道巾を確保しておかなければなりません。 しかもこの現場上流70メートルで昭和42年7月9日未明堤防が30メートルに渡って大きく決壊し、すぐ西の如是小学校(飯塚校長の校庭に濁流が押し寄せた過去があるのです。その後堤防が補強されたと言うものの水圧がかかる地点には変わりありません。 高槻市役所災害本部を構成する消防本部・道路課に問題提起しても高槻市市道として認定されている道幅は確保されているから問題ないという返答。 こんな返答でいいのでしょうか?
大阪府庁に改善を申し入れる姿勢など全く感じられない! これで中核市になれるのでしようか? みんなで、抗議しましょう!
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大阪府茨木土木事務所 維持管理課です。 女瀬川を守る会 様 平成14年11月19日にメ−ルを頂きありがとうございました。 今回のメ−ルについて以下のとおり返信させて頂きます 一級河川女瀬川の河川管理についてですが、指摘のありました、府道高槻茨木線に 抜ける手前部分の河川管理用通路については、 抗議を受けた後現在、通路幅3.5〜3.7の幅員を確保致しまして、水防活動等における車両の進入においても無理なく通行出来るように致しました。 ・ 女瀬川右岸の河川占用許可を与えている場所(N工務店)については、河川の環境 整備事業において、地域住民が憩える公園等として整備できるように、現在、予算の 確保及び関係機関等と調整を行っております。 また、堤防の外側法面のブロックについても、現在もその状態で安定していることから、水圧において押されているとは考え難く、直ちに堤防の決壊に結びつかないと 考えております。ブロックの安全点検及び補修も河川の環境整備事業の中で対応して いきたいと考えております。 ・ 河川内側法面に灌木が生えている件については、既に多数の灌木は伐採しておりますが、今後とも適切な河川の維持管理に努めてまいりたいと考えております。 また、指摘のありました「阪急京都線 鉄橋横」の大きな樹木が生えている件につきましては、平成14年11月15日に伐採は完了しております。 以上このような形で対応をしてきましたので、ご理解をお願いいたします。 毎日新聞夕刊で女瀬川堤防の件が大きく取り上げられました 付近住民・自治会・守る会の強い抗議の結果2003年10月10日工務店は立ち退き完了!まもなく跡地に小公園が着工されます。 大阪府茨木土木事務所のみなさんには誠実に対応していただき、ここに代表で女瀬川守る会幹事として厚く御礼申し上げます 今後は茨木土木事務所と地域の河川愛護団体(女瀬川守る会等々)とでこの地区の環境を守ってゆきましょう。 |